コロナ?発熱外来の予約取るのに「3時間」例も 安住紳一郎アナが実感している周囲の状況

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   きのう18日(2022年7月)、全国の新型コロナ新規感染者は約7万6000人が確認された。東京都も1万2696人と7日連続で1万人を超えている。医療現場はどうなっているのか。19日の「THE TIME,」では、感染者の急増を受けた現場の状況をリポートした。

   司会の安住紳一郎「こちらの映像は週末の発熱外来の様子なんですが、ずいぶんと混み合ったようです」

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3連休中も多数の診察

   3連休最終日の福岡市で、車が夜も途切れない長い行列を作っていたのは行楽地ではなく病院。発熱やのどの痛みを訴えて検査を受ける人が殺到し、一時は待ち人数が230人を超えるほどの混雑となった。

   各地の医療機関はパンク寸前。ペリエ千葉の東京ビジネスクリニックでは、3連休中に連日300人以上を診察した。同クリニックの内藤祥医師は「この連休で他の医療機関が受診できないということもあるんですけど、今回完全に限界を超えてしまいました。重症者・死亡者が増えなければ自粛せず、コロナと共存していくことには異論はないが、今回第7波のほうがはるかに大きな波になっていて、かなり現場の負担が大きくなっています」と語る。

   先週土曜日に、2歳の娘が発熱したというTHE TIME,のスタッフは、近隣の発熱外来に連絡するがなかなかつながらない。ようやくつながっても「予約がいっぱいで診られない」との診察を断られてしまう。ようやく受診できたのは17件目で、予約が取れるまでに3時間もかかってしまった。

   安住紳一郎「フランス国内のデータですが、新型コロナBA.5の症状は8割近くが倦怠感を訴えています。そして、咳、発熱。フランスではのどの痛みが40%と少ないんですが、イギリスではのどの痛みが一番多くて60%を超えてくるということです。個人的には日本でものどの痛みを訴えている人が多いような感覚です」

   番組ではコロナに感染したスタッフの声も紹介したが、「起きていられない。パソコンのキーボードを打つために腕を机の上に上げるのも重く感じる」(25歳男性・発熱38.5度)、「体の内側から熱く感じる。ここまでの経験は初めて。立ち上がるのも辛い」(27歳男性・発熱39.7度)など、辛い症状が明らかに。

   安住紳一郎「BA.5かどうかはっきりしていませんが、やはり倦怠感、熱、のどの痛みを訴えている人が周りには多いなと感じています」

(みっちゃん)

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