「ロンドン、リオデジャネイロとオリンピック2大会連続2冠を達成したイギリス陸上界の大スターが、9歳のころ、人身売買でイギリスに連れてこられたと告白しました」と、けさ14日(2022年7月)の「THE TIME,」で、江藤愛アナが仰天ニュースを伝えた。
BBCは「国籍を剥奪されるリスクは低い」と報道
「ソマリアから連れてこられ、子守をさせられていました」とイギリス公共放送BBCに語ったのは、モハメド・ファラー選手だ。「ソマリア難民の息子として、一家でイギリスに来たとしていましたが、実の父はソマリア内戦で死亡、母はまだソマリアにいます。モハメド・ファラーも本当の名前ではありません」
内戦のどさくさで売られ、ニセの身元証明でイギリス国籍を取得したという。ただ、BBCは「国籍を剥奪されるリスクは低い」と報じている。
実は、ファラー選手はTBS系「オールスター感謝祭」のミニマラソンにたびたび出演していた。もちろんトップでゴールしている。それにしても、何の種目でオリンピック連続2冠なのか、最後まで説明なし。放送原稿に書き忘れたのだろう。調べてみると、5000メートルと1万メートルの金メダリストだった。
(カズキ)