今度は京王線駅で鎌持った男 電車内・駅トラブルの対処はどうすれば? (スッキリ)

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   「おととい(2022年7月10日)、京王線の京王八王子駅で鎌を持った男が現れ、駅員がさすまたで対応し、一時騒然となる事件が起きました。見てみますと、きのうは東京の東中野駅、さらに先週金曜日は神奈川の電車内で乗客同士のトラブルが発生するなど、電車内や駅構内でのトラブルが増えています。では、現場に自分が居合わせたらどう対処すればよいのでしょうか」と岩田絵里奈アナ。

   12日の「スッキリ」は、元JR東日本社員で交通コンサルタント「ライトレール」社長の阿部等氏をスタジオに招き、相次ぐ「電車トラブル」の対処法を聞いた。

  • 電車関連トラブルへの対処法は…(写真はイメージ)
    電車関連トラブルへの対処法は…(写真はイメージ)
  • 電車関連トラブルへの対処法は…(写真はイメージ)

加藤浩次「最近多いですね、こういった事件」

   司会の加藤浩次「最近多いですね、こういった事件」

   阿部氏「こういったことは多分、昔の方が多かったです。最近はSNSで拡散されるのですごく広まりますが。あとは、鉄道原因の事故が減っていますから、その分こういうのが目立っている。だけど対処は絶対に必要です」

   阿部氏は「その場で遭遇した時は、とにかく逃げるしかない」と言う。

   さらに「身の安全を確保した後に、鉄道側に状況を伝える。それによって鉄道側は色々な対処がしやすくなりますので。最近、車両の中や駅に非常通報装置が増えていますから、それを通じて状況を伝え、『列車をすぐ止めないといけない』とか『次の駅で止めてください』など連絡してください」と話した。

   阿部氏は、これからの方策についても提案。

   「防犯カメラはここ10年くらいの間に電車の中でもホームでもすごく増えているが、これは事件が起きた後に確認するもの。一定の抑制効果はありますが、本当にヤバイものを見つけるのはこれだけでは足りない。AIカメラ化して画像解析でどういうものを見つけたら良いかを覚えさせる」。AIカメラで不審者を察知し、その人物をネットワーク化されたカメラで追跡するシステムを設置することが必要だという。

   加藤「このシステムが導入されれば犯罪抑止にはなりますが、設備投資がどこまでできるのかがポイントですね」

   阿部氏「鉄道会社だけで負担するのは無理ですね」

(ピノコ)

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