きのう10日(2022年7月)に投開票された参院選で、タレント候補など話題となった著名人の当選も多かった。
11日の「めざまし8」で、倉田大誠アナがパネルで紹介した著名人の当確者は、NHK党の比例代表候補の暴露系ユーチューバー・ガーシー(東谷義和)氏(50)、れいわ新撰組のタレント・水道橋博士氏(59)、日本維新の会の俳優・中条きよし氏(76)、同じく日本維新の会の元陸上選手・松野明美氏(54)の4人。
「戦略がうまい」
なかでも、N党のユーチューバー・ガーシー氏は、中東UAE(アラブ首長国連邦)・ドバイからの出馬で話題をさらった。
番組では、ガーシー氏が当選後にネット生配信で「宣言」をした映像を流した。
「当選して終わりじゃないから、ここからスタートなんで。みんな見ておいてください、ホンマに。国会で寝ているオッサン議員、全員叩き起こしますから。キッチリやったります。御免やけど、敬語も使われへんし、関西弁でバリバリいくから」
司会の谷原章介が、コメンテーターの古市憲寿(社会学者)に「ガーシーさん、暴露系ユーチューバーの当選、どう思われましたか」と振ると、古市氏は「NHK党はネットの影響力も強いんですけど、実は新聞広告とか、きちんとコールセンターを設けたりとか、高齢者に対してもアピールがうまい政党なんです。各地のポスターを見ても、『私は当選できませんけど、私に一票入れてくれたら、政党交付金が入ります』とか、戦略がうまい」と話していた。
ガーシー氏の発言の通りに、国会審議で居眠りしている議員を叩き起こすのか、見ものではあるが...。
(コムギ)