「やんごと」美保子とは「全然違う」 松本若菜の振り幅が「スンゴイッ」

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   連続ドラマ「復讐の未亡人」(テレビ東京)が7月7日深夜(8日未明)に地上波放送スタートし、主人公の鈴木密/美月を演じる松本若菜さんの演技に、ツイッターなどで称賛の声が上がった。(ネタバレあり)

   IT企業で派遣プログラマーとして働く密は、優秀で同僚からの信頼も篤い。開発部の課長・橋本雅也(松尾諭さん)のパワハラが酷い「ブラック職場」だが、密は雅也と男女の関係を持ち、雅也からも信頼を得ていた。

  • 松本若菜さん(写真:Keizo Mori/アフロ)
    松本若菜さん(写真:Keizo Mori/アフロ)
  • 松本若菜さん(写真:Keizo Mori/アフロ)

「復讐って気持ちいい...」とニヤリ

   いつものように若手社員を罵倒していた雅也が激しく咳き込み出し、密は雅也に「課長、少し休まれた方が...」と声をかける。密は作業員からペットボトルのお茶を受け取り、別室に移動した雅也の元を訪れた。

   密は雅也にお茶を飲ませ、雅也と関係を持つ際にいつも使っている白い錠剤を雅也の口に入れた。「今日も可愛がってやるぞ」と密の体を撫で回す雅也だったが、突然苦しみ出し、床に倒れてしまう。

   息も絶え絶えの雅也にお茶を差し出す密を、作業員が「死ぬぞ、それ以上飲ませたら」と制止した。実は作業員は密の夫・優吾(平岡祐太さん)の弟の陽史(淵上泰史さん)だった。

   優吾はかつて雅也の元で働いていたが、パワハラを受けた末自殺した。美月が「密」と名前を変え、優吾を追い詰めた人々に復讐するために、陽史とともに職場に潜入したのだった。

   毒を盛ったお茶と錠剤で徐々に雅也を弱らせていた美月は、雅也を冷たい目で見下ろし、

「課長?二度とおしゃべりできないし、ちょっと怖い幻覚が見えて、これからは病院で暮らすことになるけど、死にはしませんから。死ぬよりももっと辛い目に遭ってもらわないと。私の夫を殺した人には」

と言い放った。

   後日、社内の明るい廊下を颯爽と歩く美月は、「復讐って気持ちいい...」と呟き、不敵に笑うのだった。

   「やんごとなき一族」(フジテレビ系、2022年4月~6月放送)では、強烈なキャラクターの深山美保子を演じて話題になった松本さんが、今回は妖艶な魅力と冷酷な表情を使い分ける未亡人を巧みに演じているということで、ツイッターなどでは

「ついこの間までやんごとなき一族を観ていたから、松本若菜の振り幅におぉっとなる」
「美保子さんとは全然違う人でさすがの演技力だなー」
「やんごとなき美保子さんとのギャップが...スンゴイッ ミステリアスな蜜さん...素敵です(原文ママ)」

と、その差に称賛の声が上がった。

(TT)

姉妹サイト