「老化を抑制できる可能性が最新の研究で分かってきました」と8日(2022年7月)、司会の羽鳥慎一がオートファジーと呼ぶ細胞の若返り機能について取り上げた。日本が世界の研究をリードしている分野だそうだ。
オートファジーの仕組み
聞いただけで難解そうだが、「毎日少しずつ細胞の中味を新品と入れ替えるのだそうです」と羽鳥がかいつまんだ。大阪大学の吉森保教授は「普段から少しずつ起きています。細胞そのものをケアすることで新陳代謝を促し、健康にする可能性がある」と解説した。車の部品を新品にかえて長持ちさせるようなものだという。
そこで、番組は「若返り機能は大丈夫か? チェック6項目」をあげた。「睡眠時間が短く、不規則」「寝る直前によく食べる」「よく間食をする」「揚げ物や脂っこい物が好き」「発酵食品が嫌い」「運動不足」。一つか二つあると、オートファジー低下の初期段階らしい。
出演者にチェックしてもらうと、長嶋一茂は「0.5。睡眠がちょっとあてはまる」、廣津留すみれ(バイオリニスト)も「私も睡眠」、玉川徹は「ゼロです」という答えだった。
森山みなみアナウンサー「私は間食と運動不足です」
羽鳥「揚げ物、脂っこい物ですね。ダメとわかってるが好き」
もう一つ、空腹のときにオートファジーは活性化するという研究もある。動物実験では絶食6時間で効果があったという。ただ、極端な長時間絶食は筋肉減少のリスクがあるので、どうやら間食を避けることで空腹を感じるぐらいが適度なのか。
玉川「僕はだから、一食ぬいています」
羽鳥「でも、6時間絶食なら間食をがまんして、普通に生活していればいけそうですよ」
結論はなんだか、普通の健康生活をという方向にいきそうだった。
(あっちゃん)