7月6日(2022年)放送の「TOKIOカケル」(フジテレビ系)にゲスト出演した俳優のムロツヨシさんが、ユースケ・サンタマリアさんの知られざる素顔を明かし、ツイッターなどで感心の声が上がった。
「フジテレビで一番古いムロツヨシは?」というトークテーマで、ムロさんが2005年1月放送の「もしもツアーズ」に登場した際の映像が流された。
「あのユースケさんが真面目なトーンで...」
映画「交渉人 真下正義」(2005年5月公開)の撮影現場に、進行の坂下千里子さんとウド鈴木さんが訪れるというロケで、主人公・真下正義役のユースケさんをはじめ、石井正則さん、小泉孝太郎さん、國村隼さんと、主要メンバーが2人に対応する中、後ろの方に小さく映り込むムロさんがいた。
鍋を食べに行くとして一行が立ち上がった際、ユースケさんが「ムロくんも行こう!」と手招きしたのをきっかけに、ムロさんはロケメンバーにスムーズに参加できたようだった。
当時は「僕チョイ役で、まだ誰もムロツヨシなんてものを知らない」(ムロさん)という状況だったが、「映画関係者の大人の人達が『お前も出ちゃえよ』みたいな」という話になり、しれっと映り込んでいたそう。しかし「そしたら本当の番組側のディレクターさんすごく戸惑って、『本当にあいつ誰なんだ?』って」と現場をざわつかせてしまったという。
松岡昌宏さん「ユースケさんが『ムロ来いよ』っていう一声がなかったら、(ムロさんは)あそこでずっとこう(じっと座って)なってるわけじゃないですか。それがすごい大きいことじゃないですか」
国分太一さん「ムロっちは多分現場で皆さんに愛されるから、スタッフも『あそこにいなさい』、ユースケさんがはける時に『ムロっちもおいでよ』みたいなこと言ってくれるぐらい現場で愛されてる人なんだろうなってわかりますよね」
ムロさん「この後ユースケさんが、ドラマ関係者とか映画関係者の皆さんに、『中途半端にムロくん入れちゃだめだよ。番組にもムロくんにとってもプラスにならないから』って、あのユースケさんがちょっと真面目なトーンで注意されてたのを見て、かっけえなあユースケ・サンタマリア...と思って」
「やるんだったらちゃんと、番組側にも言った上でいないと、ムロくんにとっても『もしもツアーズ』さんにとっても良くないってことをおっしゃってて、あんなにふざけたことしか言わない人はやっぱり裏ではこういう一面があって、好きだな、素敵だなぁと思う先輩に出会いましたね」
ユースケさんの真面目な一面に、ツイッターなどでは
「ユースケさんほんといつもふざけたことしかテレビで言わないのにすごくちゃんとした人だし優しいんだなぁ」
「いままでみてきたちゃらんぽらんな姿からは想像もできないカッコよさ」
「いい加減な人っていう印象だったけど、ちゃんとしてる大人だった」
といった声が上がり、ユースケさんへの好感を増した人が多かったようだ。
(TT)