新型コロナウイルス感染の第7波流行はすでに始まったのか。きのう6日(2022年7月)の東京都の感染者数は8341人で先週水曜日と比べて2倍超と急増、全国では4万5821人となった。小池百合子都知事は「感染の早さを示していると思います」と危機感を募らせ、愛知県の大村秀章知事は「完全に第7波の襲来だと言わざるを得ない」とした。
「ピークは8月上旬」予測も
「THE TIME,」が東京・有楽町で聞くと、「ちょっと怖いです」「また意識を元に戻さないといけないのかな」とみな不安そうだ。司会の安住紳一郎は「AI予測ではピークは8月上旬とのことです」とけさ7日の放送で伝えた。内閣府にデータを提供している名古屋工業大の平田晃正教授はこう予測している。
「東京都の感染者数は8月16日にピークとなりまして、その規模は1週間平均で1万3671人。感染力が強かった場合、8月上旬に2万人くらいに達する可能性があります」
この新型コロナの第7波は夏休みに影響しそうだ。江藤愛アナは「政府は観光支援策『全国旅行支援』の開始時期を延長する方向で調整に入りました」と報じる。7月前半から、1人1泊最大1万1000円支援する県民割を全国に広げる予定だったが、「感染を拡大させかねない」ということでストップし、来週後半にあらためて開始時期を判断することになった。旅行会社などは「3年目の夏もダメか」とがっくりだ。
病床使用率も急上昇していて、お盆休みにまん延防止等重点措置の心配も出てきた。
(カズキ)