「量産型リコ」はおススメ 乃木坂・与田祐希もフレッシュで良い

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   6月30日(2022年)木曜深夜枠(7月1日未明)にスタートの新ドラマ「量産型リコ」(テレビ東京系)。まったくの予備知識なしに見たのだが、面白かったのでこれはおススメだ。

  • (C)「量産型リコ」製作委員会
    (C)「量産型リコ」製作委員会
  • (C)「量産型リコ」製作委員会

副題は「プラモ女子の人生組み立て記」

   副題に「プラモ女子の人生組み立て記」とあるように、ドラマの主人公・小向璃子はプラモデルづくりに魅了されるプラモ女子。

   初回は、趣味もなく仕事への熱量もさほど、同期に「量産型人間」呼ばわりされてしまうごく普通の主人公が、レトロな町の模型店で「機動戦士ガンダム」のプラモデルと出あう。そこで、店主(田中要次)からガンプラの話を教わり、「量産型」というワードに惹かれ、「量産型ザク」のプラモデルを手に取り、作り方をレクチャーされながら作っていく。

   接着剤がハミ出ても「あとでヤスリをかければいい」、着色を失敗しても「それはギフト。自由に塗ればいい」と店主の声に励まされ、完成させた「量産型ザク」は箱の写真とは若干違うが、自分でイチから作り上げる喜びを知った璃子。これをきっかけに自身を見つめ直し、「量産型リコ」が成長していくお話のようだ。

   主人公の璃子を演じる乃木坂46の与田祐希がフレッシュでいい。

   テレビ東京木曜深夜のドラマ枠「木ドラ24」は、頑張る女性への応援歌のようなドラマが多く、つい見てしまう。「お耳に合いましたら。」ではポッドキャスト、「八月は夜のバッティングセンターで。」ではバッティングセンターとニッチなところを攻めているところもいい。公式YouTubeで、番組で作ったプラモデルの作り方も見られるというから、元プラモデル少年たちの心もくすぐるのではないか、と。

(大熊猫)

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