連日の猛暑に誰でもぐいぐいやるペットボトル飲料に、「飲みかけ飲料に要注意」と1日(2022年7月)の「モーニングショー」が呼びかけた。ペットボトルに口をつけて飲むと、唾液中のさまざまな細菌が飲料に入り、増殖して食中毒を起こす可能性があるそうだ。
5種類の実験では「細菌が減った」飲料も
街で聞くと、「余ったら翌日に飲みます」「ちょっと残ったやつを2日とかおいてあります」との答えが返ってきた。福岡市保健環境研究所が口をつけた飲料を気温30度で24時間培養したところ、細菌が1ミリリットル中20万個あったという。
「モーニングショー」が紹介した、飲み物5種類で細菌増殖を調べる実験では、30度設定の機械中で48時間放置し、最も増殖したのはミルクコーヒーの30万倍だった。細菌が糖分やタンパク質を栄養源とするためらしい。2番目は麦茶で、10倍以上。これにはスタジオから「えー?」と驚く声が上がった。大麦の種に炭水化物を多いためか。緑茶、スポーツ飲料、100%オレンジジュースは、細菌がむしろ減っていた。緑茶のカテキン、他の二つは強い酸性が細菌を抑えたとみられる。
長嶋一茂(スポーツキャスター)「夏は熱いお茶を飲めとよくいうものな」
担当の野上慎平アナウンサーが専門家に聞くと、ペットボトルは2、3時間で飲み切るのがよいとのこと。小さめのボトルをいくつか持つ、保冷カバーやバッグで冷たさを保持する、昔ながらのフタをコップにする水筒がおすすめとも言われた。
最後は、野上と司会の羽鳥慎一が「気をつけて」と夏の食中毒対策をアピールしていた。
(あっちゃん)