小池流「育休の愛称を育業に」をバッサリ 長谷川ミラ「(制度の)中身をお願いしたい」

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   東京都の小池百合子知事がきのう29日(2022年6月)、自慢げに掲げたのは、「育業」と書かれたパネル。都が開いた「育休取得応援サミット」で、育児休暇の新たな愛称として選ばれたというニュースを、30日の「めざまし8」が取り上げた。

  • 育休か育業か、よりも大切な…
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育休をとりやすくなるように...

   育休をとりやすくなるようにと都が愛称を一般募集し、「育児出向」「子育てワーク」「はぐくミッション」など8825通のなかから「育業」が選ばれた。「育児のために仕事を休むのではなく、大事な仕事である育児に取り組む。誰もがそう考えるマインドチェンジを進めていきましょう」と小池知事。都は子育てを社会全体で支えていけるよう、「育業」を広めていきたい考えだ。

   番組が街で感想を聞いたところ、「めっちゃいいと思う。実際産んでみると休みじゃないし、仕事に行ってる方が楽だと思うこともある」「業務的な考えになってくれるのはうれしい」という好意的な声の一方で、「名前が変わったからといって、そんな(変わらない)かな」「正直ピンとこない」「会社の状況が変わらないと、取りづらい状況は変わらない」と注文をつける人たちもいた。

   スタジオでも辛口のコメントが相次いだ。

   MCの谷原章介「愛称という響きと『業』というのがピンと来ない。都庁の男性職員も育休を100パーセントとれていないと思うので、強制的にとらせる制度など中身の方をきちんと進めてもらいたいですね」

   立岩陽一郎(ジャーナリスト)「小池さんは環境大臣のときに『クールビズ』で成功した体験があるが、名前を変えただけでは(育休は)普及しないでしょうね。社会で主要なポジションにいる人たちが積極的な姿勢を示すことが大事です」

   長谷川ミラ(モデル)「育休が広まらないのは認知度がないからではなく、制度が整っていないから。中身をもうちょっとお願いしたいですね」

(キャンディ)

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