「なんで宇宙空間だと味覚が鈍るんですか?」
加藤が「なんで宇宙空間だと味覚が鈍るんですか?」と聞くと、野口さんは「いい質問ですね。無重力で血液が頭のほうに行くと、鼻が詰まったような風邪を引いた感じになるんです。すると味がわかりにくくなるんですね」と説明。
そして第2位は「カレーマルシェ・スペシャリテ」のイベリコ豚とマッシュルームのカレー。フランス料理の名店「シェ・イノ」が開発したものだ。野口さんは「カレーはどの国の人も大好きなので、持っていきたいとリクエストして作っていただいた。宇宙ではカレーをご飯にかけて食べることはできないので、ご飯とカレーの袋を2つ持って、スプーンで交互に食べています」と説明した。
そして第1位は「リポビタンジェリーfor space」。瓶では割れる危険があり、またゴミにもなるので、パウチタイプにしたものだという。野口さんは「パッケージにマジックテープがついていて、壁に貼り付けておける。ゴミも少なくて済み、ゼリー飲料は宇宙にピッタリなんです」と説明。
実食した加藤は「おいしい。リポビタンDの味だ!」と大喜びして「宇宙食もこれだけ進化していたら、食生活もそんなに不満はないですか?」と野口さんに質問。
野口さんは「だいぶ種類は増えてきましたが、不満はいずれにしてもあるんです」と正直にコメントすると、スタジオは大爆笑した。
野口さんは後半のコーナーで、宇宙から見た絶景ベスト3も発表。3位はカリブ海のサンゴ礁、2位は富士山、そして1位はたまたまISSの電源が落ちた時に見られた天の川だという。
(バルバス)