ちむどんどん暢子 膨らんでいく「和彦を取られてたまるか」の気持ち

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   NHK朝ドラ「ちむどんどん」6月28日(2022年)放送回。暢子(黒島結菜)は和彦(宮沢氷魚)と愛(飯豊まりえ)が結婚に向けて動き出したことに、動揺してしまう。同じころ、智(前田公輝)は食品卸として上京以来の念願である独立起業を果たした。それをきっかけに智は暢子へのアプローチを強める。

  • NHKの「ちむどんどん」番組サイトより
    NHKの「ちむどんどん」番組サイトより
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和彦はまさに「マリッジブルー」

   黄色のワンピースに着替えてフォンターナの2階から降りてきた暢子。暢子と智とのデートが、フォンターナというのはおかしな話である。そこに和彦くんと愛ちゃんが登場。ますますおかしい。この2組のカップルは成立しませんよと言っているように見える。いや、そうなるのか。

   暢子と和彦くんは動揺するだけという場面。異性の友達がいざ結婚するとなると、やたら意識してしまって、気持ちがざわつくのはわかる。暢子は、和彦くんといつまでも「いい友達」でいられると本気で思っているのかしらん。ヒロインがいつまでも少女みたいなパターンは朝ドラの王道ではあるが、暢子がずっと食べる事ばっかりで、おっちゃんのアイドルのままではいけませんな。

   一方、和彦くんの態度は暢子の気持ちを確かめたいと必死。結婚するとなると、それ自体を考えすぎて、マリッジブルーになるというが、和彦くんがまさにこれ。智に暢子を取られると思うとますます「取られてたまるか」という気持ちが膨らんでいるのかも。同時に暢子も愛ちゃんに和彦を取られてたまるかと思っている。暢子の気持ちのなかで言語化されていない様子だけど。

   「暢子は鈍感すぎて、ちゃんと話し聴こう。あーなんというか」「和彦は婚約者がいるのに気持ちフラフラしてるんだ」「いきなり和彦に素っ気ない態度を取り始める暢子、ワザとらしいし意識しまくりじゃん」「面倒くさそうな和彦より、ある意味わかりやすい智の方が、一緒に過ごしやすいとは思うけどなあ」など、和彦くんと暢子の今の気持ちに視聴者の間でも沸いた。

   愛ちゃんは優秀な記者でパリ支局を希望している。和彦くんと別れてパリ支局に飛ぶという選択もありだと思う。和彦くんと結婚もして、パリにも行くという選択はないのだろうか。和彦くんをあきらめて、パリに行ったとしてもきっと後悔しないよ、愛ちゃん。

(Y・U)

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