1997年から放送を続けるTBSのスポーツエンターテインメント「SASUKE」。日本だけではなく、世界160カ国以上で視聴され、現地版も20カ国以上で制作されている。そんなSASUKEがオリンピック種目のひとつになる可能性が出てきた。いったいなぜ「SASUKE」が五輪種目になるのか。今日28日(2022年6月)の「THE TIME,」が経緯を報じた。
近代五種、馬術に変わる新種目の候補
採用の可能性があるのはキングオブスポーツと呼ばれる近代五種競技。現在、水泳・フェンシング・射撃・ランニング・馬術の5種目で競われているが、馬術が採用されるのは2024年パリ大会まで。2028年ロサンゼルス大会からは新たな種目が採用されることが決まっていて、候補には障害物レースが挙がっている。
その障害物レースのテスト大会で、ヨーロッパ現地版の「SASUKE」のセットが使われることになった。現在、トルコの首都、アンカラで、近代五種ワールドカップファイナルが開催されているが、大会終了後にテスト大会が行われる。さらに複数回のテストを経て、12月のIOC理事会で採択の場合、2028年ロス五輪から「SASUKE」が五輪競技となる。
司会の安住紳一郎「驚きました。現在、スポーツ局の方がトルコに行っているそうです。なんでこんなに詳しいかというと、『SASUKE』のプロデューサーは、『SASUKE』シーズン以外はこの番組をやっています。すぐそこにいます」
杉山真也アナウンサーも、「SASUKE」でメイン実況を務めてきた。
杉山アナ「SASUKEには『名もなきアスリートのオリンピック』というテーマがあったので、このニュース、感慨深いですね。テスト大会の映像も楽しみです」
(みっちゃん)