日曜劇場「オールドルーキー」(TBS系)が6月26日(2022年)にスタートし、事前告知されていなかった俳優の横浜流星さんの登場に視聴者がツイッターなどで歓喜の声をあげていた。(ネタバレあり)
現役を退いた元サッカー選手の新町亮太郎(綾野剛さん)が交通整理の仕事をしているところに、スポーツマネジメント会社「ビクトリー」の社長・高柳雅史(反町隆史さん)が通りがかり、「アスリートだった人間はアスリートの気持ちがよくわかる」として、新町を契約社員で入社させる。
「イメージのいい一流企業でよろしく。でも...」
その頃、ドイツリーグでプレーするサッカー選手の矢崎十志也(横浜さん)が一時帰国していた。日本滞在中のサポートをビクトリーで請け負うべく、高柳は深沢塔子(芳根京子さん)と新町に交渉を任せる。実は高柳がサッカーしかできず仕事が続かない新町を誘い入れたのは、新町が矢崎の高校の先輩というよしみで、話を有利に進められるのではという思惑があってのことだった。
しかし高校の先輩とはいえ、矢崎とは選手としての評価に差がありすぎる新町は、矢崎が
「新町さんこっちの人になっちゃったんだぁ。裏方」
「練習相手、俺の時間に合わせられて当然だけど下手な奴は駄目だよ。3人ね。あとキーパー」
「CMだな。ドイツに帰るのは来月の10日だから撮影できるっしょ。イメージのいい一流企業でよろしく。でもギャラ5000万以下じゃやんないから」
などと高圧的な態度に出ても何も言い返せない。
ビクトリーがCMの企画を持ってこれなかったことで矢崎にサポートの話を断られ、期待を裏切られた高柳は新町を焼肉店で働かせる。そこに偶然来店していた矢崎と一緒に食事をする中で、「向こうじゃ、わがままじゃなきゃやってらんないんすよ」「俺を認めてくれるかどうかは、金でしか測れないっしょ」など、サッカーを楽しめていないような矢崎の言葉を聞いた新町は、ドイツでの矢崎の試合の映像をチェック。メンタルが不安定になっていることを見抜き、高柳にもう一度矢崎にプレゼンさせてほしいと直談判した。
「びっくりしすぎて叫んだ」
再び深沢と矢崎に会いに行った新町は、希望額に満たないが社会貢献への意識が高いベンチャー企業のCMを推薦し、
「日本中のサッカー少年たちがどれほど憧れの目でお前を見てると思ってるんだ。お前は、自分が思ってる以上に影響力がある現役のアスリートなんだよ。だからこういう企業のCMこそ矢崎にふさわしい。俺たちはそう思った」
と熱く語りかける。目尻を少し赤くした矢崎は立ち上がって2人に背中を向け、子供の頃の新町への憧れの気持ちを明かした上で
「優しすぎるんすよ新町さんは。だから駄目だったんじゃないの?でも、いい仕事見つけましたね新町さん」
と笑顔を見せ、ビクトリーのサポートを受けることを決めたのだった。
普段の横浜さんとはギャップを感じる不遜な態度のキャラクターに、サプライズでの出演だったことも相まってか、ツイッターなどでは
「びっくりしすぎて叫んだ かっこよかったー!!録画しててよかった~」
「ただただ横浜流星のカッコ良さに見惚れてしまった 彼、あんなにカッコ良かったっけ!?」
「横浜流星の役どころ心を掴まれた、、もう出ない?1話だけですか??」
といった声で盛り上がっていた。
(TT)