「厳しい日が続いています、政府がきのう26日(2022年6月)、電力需給ひっ迫注意報を初めて出しました」と27日の「モーニングショー」で司会の羽鳥慎一が伝えた。
電力の需給が逼迫した時の政府の対応について、森山みなみアナが説明する。電力供給の余力を示す予備率が5%を下回ると「注意報」、3%を下回ると「警報」を発令して家庭や企業へ節電を要請する。1%を下回ると、緊急速報メールを送信する。
羽鳥慎一「とりあえず、今日は熱中症に注意してください」
きょう27日の東京エリア(1都8県)の予備率は午後4時から4時30分が4.7%、午後4時30分から5時までが3.7%と5%を下回る見通しのため、注意報が発令されたのだ。政府は「午後3時~6時の時間帯は冷房等を活用しつつ、使っていない部屋の照明を消すなど無理のない範囲で出来る限りの節電を」と呼び掛けている。
石原良純(気象予報士、タレント)「電力は大雨や台風と違って人間がつくっているので、回避できるんです。ではどうするか、これからも凄く大変な話なんです」
羽鳥「長期的にみると、今日明日の話ではないということですね」
玉川徹(テレビ朝日)「そもそも、これくらいの暑さは今までも当たり前のようでした。それなのに、急にこんな話になったのか。供給ができないというのは、根本的には電力が自由化になったことが一つ、政府もちゃんと考えなければいけなかったのに、やっていなかったこと」
羽鳥「今後も注意報に関しては頻繁に出て来る可能性があります。長期的にはこれからも考えなければと思っています。節電は大切ですが、とりあえず、今日は熱中症に注意してください」
(一ツ石)