そんなある日、青柳和彦(宮沢氷魚)が恋人の大野愛(飯豊まりえ)とその家族を連れて店にやってくる。暢子は、彼らの会話から、和彦と愛が近いうちに結婚することを知る。暢子は自分が動揺していることに気付くが、そのモヤモヤの正体が何なのかは分からないのだった。
賢秀は酔いつぶれて...
一方、沖縄・やんばるでは、良子(川口春奈)とその夫・石川博夫(山田裕貴)が抱える夫婦問題は相変わらず未解決のまま。良子は娘を連れ実家に戻り、別居生活を送っている。
そのころ、砂川智(前田公輝)は、食品卸業としてついに独立。それを機に、片思い中の暢子との距離を縮めようと、暢子をデートに誘う。
そのデート中、暢子と智は和彦にばったり遭遇。デートを目撃され、動揺する暢子。同時に、和彦の気持ちも揺れるのだった。
そして、あることをきっかけに、暢子と和彦の間で口ゲンカがぼっ発する。
やんばるでは、良子が教員に復職。しかしさっそく、生徒の事で頭を悩ませていた。
一方の智は、暢子との将来のために無我夢中で働いていたが、過労で倒れてしまう。今の智にとって動けなくなることは死活問題だったが、和彦の協力でピンチを乗り越える。
この騒動を機に和彦と仲直りできた暢子だが、その夜、和彦と愛が仲良くしているのを見てしまい、改めて動揺する。
そんな中、兄・賢秀(竜星涼)が「フォンターナ」にやって来て問題を起こす。オーナー大城房子(原田美枝子)の酒を飲み、酔いつぶれてしまったのだ。
賢秀を迎えに来た暢子は、成り行きで房子と酒を飲むことに。そしてその会話の中で、和彦に対する複雑な気持ちの「正体」を自覚する。