1人で美術館に行った女性が...
加藤は「店側としては対策を緩めると文句を言われる心配もあるので、判断は難しい」とコメント。
対策緩和が進まない理由もまさにそこにある。森アナが、1人で美術館に行った女性がマスクを外したら注意され、「1人で来ていて会話もしないのだからいいじゃないか」と拒否したという事例を紹介。飲食店でもこうした店側と客の意識の違いが増えている。
水野医師は「たとえば入り口での消毒、マスク、アクリル板などは過剰すぎるかなと思うが、店側としてはガイドラインに従っているわけです。店側が対策を緩めたくてもガイドラインが見直されていない。見直す時期に来ているのではないか」と指摘。
水野医師は続けて「私は立場上、外出時はあえてマスクを外して歩いています。過剰な対策によるデメリットを少なくしていく時期にきた」と言う。
読売新聞特別解説員の橋本五郎は「それでも『人の目』は依然としてある。マスクをしないで歩いていると、『あれ?』という顔をされる。専門家にもうマスクは外して大丈夫だとしっかり言ってほしい」と意見した。
加藤がうなずいて「単純なことなんですよね」と相槌を入れると、水野医師は「私も人の目を感じてしまいます。そうした意識も徐々に変えていくことが求められています」と話した。
(バルバス)