6月にインフルエンザで学年閉鎖 江藤愛アナ「なぜこの時季に猛威を?」

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   新型コロナウイルスの感染者がまた不気味に増え始めているが、「季節外れのインフルエンザで学年閉鎖となりました」と、けさ23日(2022年6月)の「THE TIME,」で江藤愛アナが伝えた。東京・立川市の第六小学校では、先週から発熱やのどの痛みで欠席する生徒が急増し、インフルエンザ感染と判明したため6年生を学年閉鎖にした。

  • 手洗いなどの重要性が指摘されている
    手洗いなどの重要性が指摘されている
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「免疫の低下」指摘も

   江藤「まだ6月ですが、なぜこの時季に猛威を振るっているのでしょうか。夏も流行るということなんですかね」

   杉山真也アナ「そうなんですよ。過去のデータを見ますと、もちろん冬がいちばん多いのですが、夏も感染することがあるんです。2017年の夏には、東京だけで95人の感染者が出ています」

   その原因について、東京歯科大の寺嶋毅教授はこう指摘しているという。ポイントの一つ目は今月からの外国人観光客の受け入れ再開だ。杉山は「そもそもインフルエンザは海外から入ってくることが非常に多いんですね。2019年9月から日本でラグビーW杯が開催されたとき、外国人の方がいっぱい日本にやってきました。この年は過去2番目の早さでインフルエンザが流行入りしています」

   さらに、「今年はインフルエンザに対する免疫の低下がある」と寺嶋教授は言う。新型コロナの感染防止の広がりで、ここ2年間はインフルエンザの感染も激減しているため、免疫を持っている人が少ない。それが逆に感染を広げやすい状況になっているのだ。

   杉山は「予防法は手洗いとうがいです」、江藤は「よく食べてよく寝て免疫力を高めましょう」と呼び掛けた。

(カズキ)

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