顎関節症のチェック法 加藤浩次「あれ?オレも」

医師「生活習慣に問題がある場合が多い」

   スタジオ解説の日本歯科大学付属病院臨床教授・倉治ななえ医師は「顎関節症の主な症状はあごが痛む、口が開かない、あごを動かすと音がするで、3つの症状のうち1つでも当てはまれば顎関節症。頭痛や肩こりだけではなく、全身疾患にもつながるので注意が必要」と言う。顎関節症は指を3本縦にして、口に入れられるかでチェックできるという。

   さっそくチェック法を試した加藤は無事に指3本が入ったが、「あれ?オレもアゴが鳴りますよ」と気づく。

   倉治医師は「音がするのは顎関節にある円盤が亜脱臼している。痛みがなければ一生付き合っていていいとされていますが、急に音がするようになった場合には、生活習慣に問題がある場合が多い。顎関節症にならないためには、何よりも姿勢を正しくすることが大切です。姿勢が悪いとアゴが後ろに下がり、顎の筋肉が伸びて炎症を起こしやすい。猫背は前後にずれますが、足を組むと左右にずれるので、足を組んだまま食事をするのはよくないです」と説明する。

   加藤が「オレ、うつ伏せじゃないと眠れないんだけど」と告白すると、倉治医師は「それはダメ。アゴが圧迫され、負担がかかる。寝るときは仰向けで大の字がいい。普段から?み締めないように、上の歯と下の歯の間に隙間を開けるようにしておくといい」と指摘。

   加藤が「マスクがずれた時も、手で直さないで、口を動かして元に戻そうとしてしまう」と言いながら、その口の動きをして見せると、倉治医師に「変な動きはしないでください!」と一喝されていた。

(バルバス)

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