「埼玉県の川越市で起きた立てこもり事件についてお伝えします。警察への通報からおよそ5時間、42歳の男が監禁容疑で現行犯逮捕されました」と森圭介アナ。22日(2022年6月)の「スッキリ」は、この事件の経緯を伝えた。
現場は川越駅から西に直線距離で500メートルほどのインターネットカフェ。21日午後10時過ぎ、「立てこもりが起きている」との110番通報があった。男は女性従業員を人質に、鍵付きの個室ブースに立てこもっていた。警察は個室のインターホンを通じて男とやりとり。22日午前3時17分に突入し、男を現行犯逮捕した。
阿部祐二リポーターは現場となったインターネットカフェ近くから報告。
加藤浩次「Vサインしていましたもんね」
「被疑者が立てこもっていた部屋は2畳ほどのスペース。女性は負傷しているそうですが、命には別状はないとのことです。僕は、5時間も被疑者と一緒に狭いスペースにいた精神的な被害が非常に心配です。被疑者は『自分の人生に嫌気がさした』というようなことを話しているそうですが、捜査員に連れられて出てくるところを見ていた人は、『連行される被疑者というイメージがなかった』と言うんです。『テンションが高く、ウキウキしているような感じだった』と」
阿部リポーターの取材によると、男は、隣の部屋の掃除をしていた女性従業員に襲い掛かり、そのままその部屋に立てこもったという。また、カッターナイフのような刃物を所持してというが、水以外は何も要求していなかったそうだ。
宮崎哲弥(評論家)「近年の立てこもり事件の中には、被害者や加害者が亡くなるケースもあったので、そういうことにならなくてよかった。でもやはり、閉じ込めたれた人にとっては非常に恐怖の時間だったと思う。薬物の検査とか...私はそこが気になります」
司会の加藤浩次「連行されている時にダブルピースでVサインしていましたもんね」
みちょぱ(池田美優:ファッションモデル、タレント)「やっぱりちょっと様子がおかしい。完全個室って自分ひとりの空間ですごく便利なのに、こういった形で使われてしまうと、アルバイトの人やほかのお客さんも怖くなってきちゃう」
(ピノコ)