2025年が太陽活動の次のピークとも予想されているが、そのとき何が起こるか、総務省の有識者会議はきのう21日(2022年6月)に最悪シナリオを公表した。「太陽の表面で起きる爆発現象『太陽フレア』によって電磁波や電気が大量に放出され、地球にさまざまな影響を与えます」と、22日の「THE TIME,」で宇賀神メグアナが報告した。
安住紳一郎アナ「2週間ほど放送ができなくなるかも」
まず、携帯電話やテレビ放送に2週間程度の障害が発生する。スマホが使えなくなるかもしれないのだ。街では「仕事の連絡とかも全部携帯でやってるので、仕事にいけなくなってしまいます」(20代女性)、「ICカードとかクレジットカードを全部携帯決済にしてるので、おカネが使えなくなってしまう」(20代男性)と心配する声が多い。
リポーターの田中優衣は「GPSの精度が大幅に低下し、カーナビでは最大数十メートルの誤差が生じると想定されており、事故の多発も指摘されています」と伝える。タクシー運転手は「困りますよ」と困惑し、スマホの位置情報が頼りというウーバーイーツの配達員は「配達ができなくなります」
このほかにも、飛行機や船の運航ができなくなったり、大規模停電が発生、119番など緊急通報がつながりにくくなり、天気予報の精度も下がる。宇賀神は「対策としては、国家で危機管理が必要となり、専門家会議は宇宙天気予報士などの設置を提言しています」
司会の安住紳一郎「私たちのテレビも電波を使っているので、もしかすると2週間ほど放送ができなくなるかもしれないという問題が起こります」
2025年ということは、対策に3年しかないということで、先進国の、それも都会ほど被害は大きいということだろう。
(カズキ)