「山口県周南市の住宅街のマンションの駐車場が野犬の住処になっています。周辺の住民が噛まれるという被害も出ています」と21日(2022年6月)の「モーニングショー」で司会の羽鳥慎一が伝えた。
リポーターの齋藤寿幸が先日の午後11時すぎ、最初の現場とみられる周南緑地公園に行ってみた。近づくと、犬の鳴き声が響く。よく見ると、1、2、3...7頭がこちらを見ている。
エサを撤去するなどパトロールも
周南市では2020年8月から21年7月まで650頭の野犬を捕獲している。野犬が集まっているのは、条例で禁止されている野犬へのエサがあるためだ。
斎藤は翌日、エサをあげている男性に聞いた。お気持ちだけでもお話して頂きたいのですが,と聞いても「いやいやいやいやいや、NO」。犬がかわいそうだからですか、と言っても「......」。 公園にはまかれたドッグフードが置いてあったが、数分でなくなっていた。
公園施設関係者によると、今年4月に大規模な芝刈りを行い、公園内の野犬が減ったという。このため、住宅街に移動したのではないかという。
住宅街に行ってみると、マンションの駐車場に集まっていた。買い物袋を持っていた時に犬に追われたことがあるという女性が「袋に向かってバーッと飛びついてきました」と怖さについて話す。今年1月には20代の女性が腰のあたりをかまれる被害もあった。周南市では週4回職員2人がエサやり注意や放置されたエサを撤去するなどパトロールしている。
司会の羽鳥慎一「VTRを見ただけで怖いくらいの数ですね」
菊間千乃(弁護士)「しかも、全部大きいワンちゃんですよ。可愛そうですよね。誰かが捨てたんでしょうね。人間が作った出来事だと思います。早く捕獲して、里親を見つけて幸せになってほしいですね」
玉川徹(テレビ朝日)「かまれると怖いですよ、どんな病原体が体に入るか怖いです」
羽鳥「生き物を飼うということは大きな責任が伴うことです」
(一ツ石)