玉川徹 能登「群発地震」うけ「日本の原発、もう一回考えた方がいい」

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   「石川県能登地方で震度6弱を観測した地震から一夜明けたきのう20日(2022年6月)も震度5強を観測しました」と21日の「モーニングショー」で司会の羽鳥慎一が伝えた。政府の地震調査委員会は「一連の地震活動は今後数カ月続く」といっている。

   能登地方では2020年12月から震度1以上の地震が160回以上発生している。京都大学防災研究所の西村卓也准教授に地震が多発している理由について聞いた。それによると、太平洋プレートから上昇した水が能登半島の地下で溜まり膨張した結果、地殻変動が起き、地震が発生している可能性がある。2日連続で強い地震が起きたのは、同じ規模の地震が長く続く「群発地震」タイプだからだという。

  • 気象庁サイトより
    気象庁サイトより
  • 気象庁サイトより

長野県の松代群発地震の例では

   水がたまり、群発地震を起こしたケースは1965年8月~1970年6月まで続いた長野県の松代群発地震だ。最大マグネチュードは5.4、最大震度5で、1日の地震回数は最大6704回、地震総回数は70万回以上に上った。

   能登の地震はいつ終息するのか。松代群発地震のように水が地上に噴出し収まるのか、水の増え方が鈍化して収まるのか。西村准教授は「いつ終息するのか、わからない」そうだ。

   菊間千乃(弁護士)「この地震が松代のように5年間にわたって、地震が何十万回も続いていくと、住んでいる方も考えざるを得なくなりますね」

   羽鳥「収まるのに年単位だという...」

   玉川徹(テレビ朝日コ)「年単位というか、いつ終息するか分からない、すぐ終わっちゃうかもしれないし、つまり、分からないというのが一番正しいことですね。そうしたことを考えると、日本の原発について、もう一回考えた方がいいですね」

(一ツ石)

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