石川の「震度6弱」を分析 「群発地震の一環」が意味すること

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   「きのう最も関心が高かったニュースは?」と20日(2022年6月)、司会の安住紳一郎アナウンサーがあげたのは、石川県能登地方で起きた地震だ。19日15時8分ごろ、最大震度6弱、マグニチュード5.4。

  • 気象庁サイトより
    気象庁サイトより
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杉山真也アナ「このあとも地震に十分気をつけてください」

   映像は、突然の揺れに驚き走り回る猫。ベンチの下に避難して周囲をうかがう姿は、人間ならほぼ的確な対応かもしれない。ただ、6人がケガをし、どうやら群発地震というのだから地域は深刻だ。

   金沢市から車で2時間半、石川県珠洲市の住宅街に近い春日神社では鳥居が倒壊。「根本から折れ、一部は砕けています。激しい揺れで大人2、3人分の高さがある石の柱が倒れました」と谷川恵一リポーターが現場から報告した。

   能登地方周辺ではおととし12月から地震が活発で、震度1以上が去年1月から150回近くにのぼる。専門家や気象庁は今回の地震についても「群発地震の一環で、その中で最大級」という。この1、2年で地表が3センチほど隆起する地殻変動が発生した。東大地震研究所の青木陽介准教授は「数カ月もしくは1年ぐらいのスパンで続くのではないか」と観測を語った。

   石川県の「震度6弱」は番組の「バズったワードランキング」でも1位だった。

   杉山真也アナウンサー「このあとも地震に十分気をつけてください」

(あっちゃん)

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