綾瀬はるか、新たな「天然」伝説 でも「真剣な一面」も魅力的!

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ロケ地・被災地との交流続ける

   しかし、「やりたい」という気持ちが強すぎて、オーディションの場で渡された台詞が書かれた紙を持つ手は震え、その紙で顔は隠れてしまい、震えているせいで字も読めず、まともに台詞も言えないとボロボロだったそう。結果的には、そんな綾瀬に脚本家の森下佳子がインパクトを受け、結果的に合格となったわけだが......。

   初のドラマ出演、しかもヒロインで『白血病を患った少女』という難しい役どころで困難の連続。「台本に『筋張っていく腕』とか(書いてあったので)。7キロぐらい痩せました」と。「これ終わったらもう辞めていいやって覚悟で(臨んでいた)」という。その表情はいつものふにゃふにゃとした感じではなく、真剣で、新たな一面を見た気がした。

   さらに、NHK大河ドラマの初主演の2013年「八重の桜」でも、普段も福島弁で喋るなど、八重になりきり、「役と完全に一緒になっている感じが凄いあった」と。やりきった感もあり、「やっている途中から、『もう私はこれで満足だ』って思って」、いつ女優をやめてもいい、と思ったという。「八重の桜」の後もほぼ毎年福島に赴き、会津祭りには八重の格好で参加しているという綾瀬。ロケ地・会津若松市の関係者によると、東日本大震災後まだ間もない時期、市内のすべての避難所を廻り、「大変ですけど、頑張ってください」と被災者を励ましたこともある。

   ただの天然かと思いきや、意外にも芯はしっかりしているようだ。テレビに出れば出るほど魅力が溢れ出る。そんな女優さんはなかなかいない。みんな大好き、綾瀬はるか。綾瀬はるかは最高にして最強の女優だ。

(くろうさぎ)

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