「捜査一課長」最終回で「科捜研」コラボ 「嬉しいけど...」とファンが複雑なワケ

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   「警視庁・捜査一課長season6」最終回2時間スペシャル(2022年6月16日放送、テレビ朝日系)に、「科捜研の女」のキャラクターが登場。ドラマファンは喜びつつ、「木曜ミステリー」枠が近く終了することへの寂しさを募らせている。(ネタバレあり)

   メタバースの開発に関わる事件の捜査中、帰宅した大岩純一(内藤剛志さん)は妻の小春(床嶋佳子さん)から「そういえば、今日あなたとそっくりな人に会ったの」と聞かされる。

  • ドラマ「警視庁・捜査一課長」より(C)テレビ朝日
    ドラマ「警視庁・捜査一課長」より(C)テレビ朝日
  • ドラマ「警視庁・捜査一課長」より(C)テレビ朝日

「じゃ明日13時に、榊に」

   日中、小春に「京都府警ですが、捜査にご協力いただけますか?」と声をかけてきたのは、「科捜研の女」の捜査一課刑事・土門薫(内藤さん)と蒲原勇樹(石井一彰さん)だった。

   遺体で見つかった三河亮(別紙慶一さん)の写真を見せた瞬間固まった小春に、薫は「あっ、ご存知なんですね?」とかまをかける。小春は

「あっ、ごめんなさい...あの、私が知ってるのは、刑事さんにとても良く似た刑事さんのことで、この写真の方のことについては知らないです」

と返した。

   薫が「確かに私、刑事顔とか、全身刑事とか、よく言われるんです」と笑うと、勇樹も

「俺たち、東京に住んでても、同じように刑事として駆けずり回ってたのかも知れませんね。今までやってきたことが間違いじゃなかった気がして、ちょっとうれしいです!」

と笑顔を見せた。

   薫は小春の元を去ってから、勇樹に「じゃ明日13時に、榊(マリコ/沢口靖子さん)に、屋上で。伝えてくれ」と言付けていた。

   「警視庁・捜査一課長」や「科捜研の女」などが放送されてきた「木曜ミステリー」枠は、7月14日スタートの「遺留捜査」をもって終了することが発表されている。終了するのはあくまで「枠」で、個別番組はまた違った展開もあり得るようだ。

   「捜査一課長」最終回での「コラボ」に、ツイッターなどでは木曜ミステリーファンらから「土門さんと蒲原さん!!!マリコさんの名前も出て嬉し過ぎるサプライズ」など喜びの声が上がる一方、

「まさかの科捜研の女の土門さんが『捜査一課長』の世界に。嬉しいけど。テレ朝木曜日の刑事モノドラマ枠の終焉を感じる...」
「一課長最終回ってだけで悲しいのに、科捜研の名コンビが出てきてもっと悲しくなった...やっぱり尊い」

などと、寂しさを募らせる声も多くみられた。

(TT)

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