「往生際が悪い」と地元後援会、疑惑の吉川赳議員に加藤浩次「う~ん」

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   岩田絵里奈アナが「18歳の女子大学生に飲酒させたうえ、いわゆる「パパ活」を行ったと報じられた衆議院議員、離党した自民党からも議員辞職は当然という声が出ていますが、本人は雲隠れしています」と切り出した。

   吉川議員の地元、静岡・富士市の事務所を6月15日に訪れると、シャッターが下ろされ、ポスターもはがされていた。議員の実家のドアチャイムを押しても応答はない。地元の後援会は「公になってから説明も連絡もない。往生際が悪いと、これからの人生にも影を落とすことになる。釈明会見をしてほしいのに残念だ」と話した。

  • 「スッキリ」公式ツイッターより
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「『パパ活』には女性の貧困問題が隠れている」

   吉川議員は自民党岸田派に所属しており、「総理を支える」と意気込む姿を見せるなど岸田派のムードメーカーとも言われていた。6月10日にパパ活疑惑を報じた週刊誌によると、吉川議員は5月27日に都内の高級焼肉店で飲酒させ、高級ホテルで現金4万円を渡していた。吉川議員は9日、集まった記者に対し「記事を見てから対応する」と言ったきり雲隠れ状態。自民党に提出した離党届は受理され、15日の衆院本会議は私用で欠席した。

   野党からは「議員辞職は当然だ」と言われ、与党の世耕弘成参院幹事長も「飲酒させたうえ、妻子がある身でホテルに行く。とんでもない案件で、辞職は当然」と訴えた。岸田首相は15日「説明責任を果たせないなら、進退に直結する」と話している。

   司会の加藤浩次は「う~ん」とうなり、「週刊誌報道を丸呑みするわけではないんですが、1週間近く全く説明をしていない状況です」とコメント。

   経営コンサルタントの坂口孝則は「第一印象としては、たまたま議員のデートの場面に記者がいたというのは不思議だなというものでした。しかし、特別な理由もなく国会を休んだり公的な場を欠席できる仕組みがおかしいですね。さらに彼は比例区で当選している。つまり自民党の名前で当選しているのですから、離党させる前に党内部で対応するべきだったと思います」と指摘。

   フリーアナウンサーの高橋真麻は「吉川議員に限らず、過去に比例で当選して離党した方がいましたが、それでも議員を続けられるというのはおかしいし、離党してしまったら自民党も何もできないというものおかしい」と強く言った。

   ジャーナリストのモーリー・ロバートソンは「パパ活には女性の貧困問題が隠れており、社会のゆがみの一面。それを是正するのが議員の仕事なのに、自分から加担するのはよくない」とコメント。

   政治評論家の有馬晴海氏は「吉川議員は自民党を離党するまで岸田派に所属していたが、今は岸田総理が電話をしても出ない状況だ」と話していると岩田アナが伝えると、加藤は「音信不通になってるんだ」と驚き、「報道に齟齬があるなら、そこを含めて説明してもらいたいですね」とコメントした。

(バルバス)

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