「姉の眞子さんから公務を引き継ぎ、熱心に活動される佳子さまに注目しました」ときょう15日(2022年6月)の「めざまし8」でMCの永島優美が切り出したのは、14日付で公益社団法人「日本工芸会」の総裁に就任した秋篠宮家の次女佳子さまの話題だ。佳子さまが団体の総裁を務めるのは今回が初めてだという。
文化財の保護や育成を目的とする日本工芸会は、姉の眞子さんが昨21年10月まで総裁を務めていた。宮内庁によると、佳子さまは眞子さんが関係者から説明を受ける際に同席するなど以前から工芸への関心を示しており、総裁就任を受け入れたという。
「これから佳子さまのご公務も注目されます」
日本工芸会が毎年秋に開催する伝統工芸展の総裁賞をめぐっては、眞子さんは選定にも関わっていた。フジテレビの橋本寿史解説委員(皇室担当)は「佳子さまも総裁賞を決めるときに自分の意見や感覚が出て、これまでの眞子さんと違う色合いが出てくるかもしれません」と解説した。
橋本解説委員はさらなる注目ポイントとして、なんと佳子さまの髪形を挙げた。「佳子さまは非常に髪形にこだわっていらっしゃるのかなと思う。必ずカールがかかっていたり、髪の毛を上げていたりと、若い女性皇族ですので、どう見えるのかということも、いろいろお考えになられているんだろうと。見え方に関して、佳子さまらしさというのがあるのかなと拝見しています」
この直後、佳子さまの別の公務の様子のVTRが流れていると、突然「めざまし8」のロゴだけが大写しに。これが15秒間以上も続き、永島アナが大慌てで引き取ってコメンテーターに話を振ったのだが、ここからさらなる波乱が待ち受けていた。
美術工芸会社の社長をしているデービッド・アトキンソン氏が「工芸の業界は危機的な状況にある。職人が仕事をしてもなかなか買ってもらえないので生活が成り立たず、後継ぎが見つからない。日本の技術や職人がすごいと言うだけにとどまらず、工芸品を買っていただかないと伝わっていかない」と、佳子さまからやや脱線したコメントを披露。軌道修正しようとした永島アナをさえぎる形で、モデルのトラウデン直美が「アトキンソンさんが言うことはごもっともですが、日本の伝統の美しさのなかに、長く使ってもらうということもある。『売るぞ売るぞ』じゃない美しさも感じている」と反論すると、アトキンソン氏は「これは趣味じゃないので、仕事にならないものはなくなっていく。買ってもらうための活動、買いたいものを作っていくことも大事だと思います」とピシャリ。
永島アナは「これから佳子さまのご公務も注目されます」とかみ合わないコメントでニュースを締めた後、先の放送トラブルについて頭を下げていた。
(キャンディ)