韓国の人気ヒップホップグループ「BTS」が活動を休止するという発表を15日(2022年6月)の「モーニングショー」は速報として伝えた。今後はメンバーそれぞれがソロ活動に専念するそうだが、スタジオからは「ビックリしました」(司会の羽鳥慎一)の驚きとグループ活動休止の理由を「兵役の問題かも?」といぶかる声が噴出した。
ビックリしすぎて言葉がないという浜田敬子(元AERA編集長)は、日本のアイドルグループ休止を引いて「いっかいソロに専念して数年たって集まると一段階パワーアップするグループは多い。形を変えた方がいろんな刺激を受けることができる」とコメントしてから、「もう一つは兵役の問題もあるのか」と小首をかしげた。韓国民には重大事の兵役義務にどう対処するか、だ。グループとしては結論を出しづらいが、ソロなら一人一人が判断できるという面はある。
兵役問題も指摘
玉川徹(テレビ朝日)「兵役問題は決着したとの話もあったか、どう決着したかは知りません」
羽鳥「玉川さん、大ファンだからね」
玉川はBTSのボーカルやパフォーマンスの魅力を語りながら、経済効果について指摘した。コンサート1回で波及効果は最大1250億円との試算(韓国文化観光研究院)もある。「10回で1兆2500億円、アルバムとかもいれると1兆5000億円にもなる。(活動休止は)韓国にとっては経済的ダメージがある」
浜田「歌だけでなく、出すメッセージは若い人に影響がものすごく大きかった」
ここで玉川は再び兵役に触れ「もしかしたら、徴兵が関係するのか。韓国にとって徴兵は非常に重い問題です」と考え込んだ。
羽鳥「これだけ経済効果ある人たちでも、韓国では例外ではないのかもしれません」
発表動画は公開から10時間で827万回再生された。メンバーや周辺は「前向きな活動休止」「経験をつんで戻ってきます」と強調している。
(あっちゃん)