旅行のお土産を事前にネットで購入するのは「あり」?それとも「なし」? 13日(2022年6月)の「スッキリ」で議論になった。
この議論が注目されるきっかっけになったのは、関東在住の女性(48)の「京都に修学旅行に行く長男にお小遣いを渡したら『帰りの荷物増やしたくないからこれでAmazonで八つ橋注文しておいてくれ』ってそこから2000円返してきた...」というツイート。
「西川案で行きますか?」
番組の取材に応じたこの女性は「風情がないなあって。それでいいのか?っていう。八つ橋は(息子が)帰宅する1日前に自宅に届きました。私のお金で私が注文したものがただ届いただけ」と話していた。
観光産業を研究している獨協大学の鈴木涼太郎教授によると、1980年代からカタログなどでお土産を事前購入できる専門業者はいて、旅行前にお土産を買うことは普及していたという。鈴木教授は「インターネットが普及した今、カタログ事前購入からネット事前購入に移行するのは理解できる流れだ」という。「ばらまくお土産に関しては、それ(ネット購入)でもいいという人がいたとしても不思議ではない。日本のお土産文化の1つのパターンではある」。
「スッキリ」が街でおよそ50人に聞いたところ、事前にネット注文は「あり」と答えた人は1割ほど。9割の人はやはり現地で購入したいと考えているようだ。
杉山愛(元プロテニスプレーヤー)「私は『なし』派。本当にあげたい人に、『あの人に合いそう』『これが好きそう』と思ってお土産を買う。買わなきゃいけないみたいな、やっつけ的なお土産はあまり意味がない」
司会の加藤浩次「『なし』って答えた人は、『お土産は気持ちだ』って思っている。『あり』って答えた人は『お土産は儀式だ』と思っている。その意識の違い。儀式だと思っているお土産は、正直、僕いらない」
ミュージシャンの西川貴教は「ちょいあり」派。「両手が塞がっているとできないことも多いので、現地で物見て、その場でネットで買うのはどうですか?最近は家電製品でもその場では売らずに見せるだけ見せて、実際に買うのはネットみたいな店も増えてきている。そんな感覚で、現地に行って、(お土産屋さんに)並んでいるQRコードから注文する...みたいなのもいいなって思いますけどね」
加藤「それなら現地で買ったことになるか。西川案で行きますか?」
(ピノコ)