ジャスティン・ビーバー、顔面まひ公表 発症のきっかけは?

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   世界的アーティストのジャスティン・ビーバーさんが10日(2022年6月)、自身のSNSで顔の片側がまひする「ラムゼイ・ハント症候群」を患っていることを明かし、治療のため休養が必要なことを発表した。13日の「スッキリ」が伝えた。

   番組は、ジャスティンのインスタグラムを紹介。ジャスティン自身が「見て分かる通り、こっちの目がまばたきしなくて、こちら側の顔は笑うことができないんだ。こちら側の顔全体に症状が出ている」と、顔面の片側が動かなくなっていることを説明。「きっと良くなってみせる。顔が元通りになるように顔のエクササイズをする。今は休むよ」などとファンに向かってメッセージを送った。

  • ジャスティン・ビーバー
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加藤浩次「後遺症が残らないようにと祈るしかないですね」

   日本神経学会神経内科専門医・指導医の塚本浩医師によると「ラムゼイ・ハント症候群」は水ぼうそうと同じウイルスで起こる帯状疱疹が要因で発症し、顔の半分が動かなくなってしまう病気。子どものころに感染した水ぼうそうのウイルスが体に残っていて、大人になってストレスや疲労で再活性化すると、帯状疱疹として発症したり、顔の神経に炎症を起こすと顔面まひになってしまったりするそうだ。

   司会の加藤浩次「僕も子どものころ水ぼうそうにかかった記憶がありますが、何かのきっかけで何かのきっかけで帯状疱疹、あるいはラムゼイ・ハント症候群になってしまう可能性はあるということですか?」

   塚本医師「疲れたからといって全員がなるわけではありませんが、疲れすぎて運が悪いと水ぼうそうのウイルスが再活性化してしまいます。顔面神経の根本に眠っているウイルスが再活性化してしまうと、ラムゼイ・ハント症候群になってしまいます」

   予防にはワクチン接種が有効で、もしかかってしまった場合はステロイド剤と抗ウイルス剤で治療するという。ただ、ラムゼイ・ハント症候群」は治りにくいのが特徴で、およそ40%の人に顔面まひや難聴などの後遺症が残るという。

   加藤「ジャスティン・ビーバーさんに後遺症が残らないようにと祈るしかないですね」

   杉山愛(元プロテニスプレーヤー)「40%ってけっこう高い数字ですよね。ストレスや疲労って我々みんなが抱えるものなので、自分の身にも起こり得るものだと思いました」

   石田健(『The HEADLINE』編集長)「彼はキャリアの絶頂を迎えてドラッグで苦しんだ時期もあったがそこから復活した。アイドルを超えて時代のアイコンのような存在なので、彼のメッセージは前向きに聞いていきたい」

(ピノコ)

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