中古スマホ高値のワケ 安住紳一郎アナ「中国の市場に、ある理由が」

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   いま中古スマホ買い取り価格が高騰している。新品より高い値段で取り引きされる中古品もあるという。「新品(製造に必要な)半導体不足は想像がつくんですが、ほかにも中国の市場に、ある理由がありそうです」と13日(2022年6月)、司会の安住紳一郎が「THE TIME,」でちょっと驚きの表情で伝えた。

  • 中古スマホをめぐる状況は?(写真はイメージ)
    中古スマホをめぐる状況は?(写真はイメージ)
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半導体不足や円安も

   東京・秋葉原。店の看板やプレートに「スマホ買取」の文字が躍る。とくに多いのがiPhone関係。「高く買取中」「最強買取店」「高価買取ならこちらだ!」といった誘い文句が客に猛アピールする。

   きのう12日に訪れた取材ディレクターは「iPhoneの最新機種が9万2800円で販売されています」と、これも驚きを交えてリポートした。アップルの公式サイトでは9万8800円の品。新品と中古品の差は6000円、それでも売れているそうだ。

   店長は「市場への流通自体が減っているものだと、値の差が出ない」と話す。「ほとんど使っていないものもけっこうある」とやってくるお客のほかに、「これから円安がどんどん進むから」と輸入品の値上がりを見越して来る人もいる。中には販売価格より買い取り価格の方が高いねじれ現象まで起きているという。

   ITジャーナリストの三上洋さんは「中国への輸出業者が日本のiPhoneを買っています」と解説する。中国では日本より数万円高い場合もあり、日本の定価より高く買っても中国で売ればもうかる状態もある。「コロナやウクライナで情勢は不安定、円安もまだ続いている。(中古品が)さらに値上がりする可能性もあります」とのことだ。

(あっちゃん)

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