スシロー「おとり広告」に「許せない」 信用してたのに...の声も

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   「売り切れるとイヤだなと思って、開店してすぐの時間帯に行ったんですけど、(すでに売り切れの)張り紙があったので、すごくがっかりしました。もう1回リベンジで食べに行っても、同じ状況で売り切れでした」

   実際は店で提供されていないのに、テレビCMやインターネットでウニやカニの握りずしの『おとり広告』を流したとして、消費者庁から措置命令を受けた「スシロー」、けさ10日(2022年6月)の「THE TIME,」は客の怒りの声を伝えた。

  • 消費者庁プレスリリースより
    消費者庁プレスリリースより
  • 消費者庁プレスリリースより

「THE TIME,」が伝えた街の声

「全国に647店舗を展開する回転ずしチェーンの最大手スシローは、去年9月から12月まで新物うに、豪華かにづくしなどのキャンペーンを展開していましたが、消費者庁によると、これらの寿司を1日以上発売していなかった店舗が9割に上るということです」(番組ナレーション)

   9割ということは、ほとんどの店で提供していないことがあったということだ。運営会社の「あきんどスシロー」は「十分な在庫を用意しておりましたが、予想をはるかに上回るご愛顧をいただいた結果、早期に完売する店舗が発生いたしました」と釈明している。しかし、キャンペーン初日から提供されていなかった店もあったというから、売り切れではなく、食材が十分確保されていないのに見切り発車したということだろう。消費者庁は「一般消費者に与えた影響は非常に大きい」と厳しい。

   きのう街の声を聞くと、「こういうことしちゃだめだよね、許せない」「残念な感じがありました。信用してたから落ち込んじゃいました」とみんな怒っている。スシローは10月からの値上げを発表しており、この不祥事でさらに客離れが広がるかもしれない。

(カズキ)

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