NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に、俳優の山本千尋さんが新たに出演する。6月9日(2022年)、同局が発表した。山本さんは大河ドラマ初出演となる。
山本さんが演じるのは「トウ」というキャラクターで、「最恐のアサシン」として視聴者から恐れられている善児(梶原善さん)に育てられた孤児だという。
「善児に育てられた孤児役」に武術派
山本さんは「トウ」を演じることについて、
「静かな覚悟を抱きながらも志を受け継ぎ、鬱憤と恩愛の迫間で生きる彼女の運命に、三谷(幸喜)さんが与えてくださった新たな挑戦と愛を感じます」
と喜びを明かしつつ、
「大義名分の鎌倉時代に炎の化身の如く、強く、儚く、良い意味で裏切れる存在でありたいとともに、まずは初めての大河ドラマを思いっきり楽しみたいと思います」
と意気込みを語っている。
3歳で中国武術を習い始め、小学6年生、高校1年生の時「世界ジュニア武術選手権大会」で金メダルを獲得した経歴を持つ山本さんが、善児に育てられたキャラクターを演じるということで、ツイッターなどでは
「善児に育てられた孤児役に山本千尋って、完全にアクション寄りのアサシンになりそうで怖い...」
「バリバリにアクションできるかたじゃん!!間違いなく女アサシンだ!!!!!」
「善児に育てられた孤児が山本千尋さんってもう暴れまくるの確定じゃないの...」
と、戦々恐々といった声で盛り上がっている。
この日発表された追加キャストには、山本さんのほか、山寺宏一さん(慈円役)らがいる。
(TT)