NHK朝ドラ「ちむどんどん」6月9日（2022年）放送回。比嘉暢子（黒島結菜）は、おでん屋の立て直しがうまくいかず、迷走中。そんななかフォンターナのオーナー、房子（原田美枝子）の秘められた過去を知ることに。（ネタバレあり）
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竜星涼さん（写真：アフロ）
またもや騙されて...
その頃、暢子の兄・賢秀（竜星涼）は手を染めていた怪しげな飲料、紅茶豆腐を売るビジネスで一攫千金を狙っていた。ところがまたもや騙されて、母・優子（仲間由紀恵）から借りたお金を獲られてしまった。やっぱりとあきれてしまったが...。
ニーニも彼なりに家族のことを考えているところが憎めないのだが、暢子に励まされて、また「ビッグになる」と言い放って出て行った。あれ？真面目に、地道に働くという展開にならないの？と疑問は残るばかり。「だからよー、ニーニーは何度過ちを繰り返しても、何一つ反省も学習もしてないってことサー」「どん底味わって、ようやくこれから挽回していくのかな」など、ニーニをあきれる声やら心配する声がネットで相次いでいた。
「母ちゃんへの借金」といっていたが、あれほど止められていたのに母・優子が結局お金をニーニに貸したことが露呈。悪口は言いたくないが、比嘉家は家族同士ちょっと甘いように思う。暢子も、ニーニが騙されたことを知ったあと慰めるまではいいとしても、「ビッグ」発言は撤回するように言い聞かせなきゃ。それこそ家族として突き放すのも愛情だ。「もっと冷たく突き放せよ暢子！」「またニーニーにお金を貸したの？」「お金送るなよ...お母ちゃんも学んで」など視聴者からは辛口の声が出た場面だった。
そんなニーニを突き放さないのが朝ドラでもある。ニーニがどん底から自力でコツコツと地道な仕事をやっていく展開になるといいが。ぜひとも視聴者のイメージを挽回してほしいい。
（Y・U）