埼玉県内論争 豊田ルナ「南部の人がバカにする」 ハライチ岩井に反論

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   「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)6月8日(2022年)放送回は、ゲスト全員が埼玉県出身の「オール埼玉祭りSP」。さいたま市出身の土田晃之さんや「みりちゃむ」さん、上尾市出身の的場浩司さんやハライチさんなどが出演。さまざまな「埼玉あるある」で盛り上がる一方、北部と南部の意外な「分裂」が露呈した回でした。

   口火を切ったのは、上尾市出身のハライチ・岩井勇気さん。「埼玉って二分化されていて、大宮周辺までは東京みたいな感覚なんですよ。ほかは全部、群馬だと思っています」と言うと、さいたま市出身の土田さんも「これ、結構県民の総意というか。埼玉県の地図で一本だけラインを引いてくださいというと、ほぼみんなが同じ場所にラインを引くんですよ」と、ほとんどの人が大宮周辺にラインを引くと話します。

  • 日本テレビの「踊る!さんま御殿!!」番組サイトより
    日本テレビの「踊る!さんま御殿!!」番組サイトより
  • 日本テレビの「踊る!さんま御殿!!」番組サイトより

「(埼玉は)東京と群馬の県ですよね」

   「(埼玉は)東京と群馬の県ですよね」と結論づけた岩井さんに噛み付いたのは、群馬県と接する深谷市出身の豊田ルナさんでした。「こうやっていつも、南部の人が北部の人を馬鹿にするんです」と豊田さん。土田さんや岩井さんに、深谷市の人は群馬県民と同じ方言を話すことや、買い物は埼玉ではなく群馬の高崎に行くことを指摘されると、「私は深谷市出身という威厳を持って生きているんで、群馬と一緒にして欲しくない」と反論します。

   このトークバトルに加わったのは、皆藤空良さんでした。熊谷市は最高気温41.1度で有名なことを挙げ、「熊谷市が(埼玉県で)一番知名度が高いと思う」と主張。埼玉の日光と称される国宝「妻沼聖天山」や、名物の大きないなり寿司「聖天寿司」など、熊谷の魅力をアピールします。しかし「熊谷うちわ祭り」について「どこがすごいの?」と説明を求められると、「みこしもあるし、花火もあがります」としか答えられず、上尾市出身の的場浩司さんから「それ、普通の祭りじゃん」と突っ込まれてしまう残念な結果に。筆者が調べたところ、毎年7月20~22日の3日間行われていて、関東一の祇園祭と言われるほど華やかで壮大なお祭りなのだそうですが、大先輩に囲まれた中で魅力を伝えるのは難しかったようです。

   土田さんが「他県の方がいたら一致団結するんですけど、(埼玉県の)中だと揉めちゃうんですよ」と言ったように、北部と南部の意外なバトルは見応え十分。ほかにも鴻巣市が川幅日本一を誇り「川幅うどん」や「川幅どらやき」といった名物グルメが楽しめることや、食パンの袋を閉じる「バック・クロージャー」を製造している国内唯一の工場が川口市にあることが紹介され、埼玉県について詳しくなれる1時間でした。

(Hibunny)

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