いまネット上で論争を巻き起こしている「働かないおじさん」をきょう8日(2022年6月)の「めざまし8」が取り上げた。「働かないおじさん」とは、働いているように見えないにもかかわらず、高い年収を受け取っている中高年に対して向けられた厳しい言葉。メディアで見出しになったのを機に、話題になっているという。
「働かないおじさん」は本当にいるのか。番組が東京都内の街の人に話を聞いたところ、『撮れ高』満点のコメントが相次いだ。
スタジオ陣の反応は?
家電メーカーに勤務する30代の女性は「いつも人からパソコンを見られないような席を確保して、ほんのちょっとしたミスでも『これできてないよー!』って言いに来る。結構な年代なんですけど、役職はなくて、どうしようもなくてここに置かれてるのかなあって思っています。お昼時間は12時から12時45分なんですけど、その方は10分前にはいなくなる」。
このほかにも、「朝職場に来て、いつの間にかいなくなって、夕方いつの間にか帰ってきているという感じ。何をやっているんだろうと疑問に思っています」(建設業の40代女性)、「ちらっとパソコン見ると、ゴルフのことをずっと見ているという人はいますね」(食品関係勤務の20代男性)、「とにかく仕事やる気もないし、パソコンのスキルもない。エクセルのSUM関数の使い方もわからない。なんでこの人より給料少ないんやろと思うことはある」(メーカー勤務の30代男性)、「手持ち無沙汰のおじさんがいらっしゃって、たまに手を組んで空とか見ています。これでお給料もらえていいなと思っている」(金融業の20代女性)と、次から次へと批判の声が聞かれた。
一方、「働かないおじさん」世代の中高年社員はというと、「本当に不本意ですよ」「言わせておけばいい」と反発。50代の印刷業の男性は「たぶん私がそうなんでしょうね」と笑い飛ばし、「見えているところが違うから。若い人よりはやっているつもり。俺たちが若い頃はもっと働いてたよという気持ちはありますね」と反論していた。
スタジオでは、「働かないおじさん」を擁護する声が多かった。
兼近大樹(お笑い芸人「EXIT」)「おじさんたち頑張ってますよ。何もしてないのに(給料を)もらっているという声もありましたけど、何かしてきたからもらっているということもあると思う。課程を知らない若者が一瞬を切り取ってはいけないと思います」
若狭勝(弁護士)「兼近さんが指摘した通り。(働かないおじさん世代は)モーレツ社員とか働きバチという世代なんですよ。一生懸命やってきた人ですから、温かい目で見てあげてほしい」
西岡孝洋アナウンサー「いろんな年代のご意見がありますね」
(キャンディ)