きょう8日(2022年6月)の「THE TIME,」が伝えた関心度ランキングで、7位に入ったのが「さんぽセル、大人批判に子ども反論」。MCの安住紳一郎が「どういうことでしょうか」と切り出したのは、重いランドセルをキャリーバックのように運べるようにと開発された「さんぽセル」の話題だ。
「そもそもランドセルが重いから転ぶんじゃん」
毎日たくさんの教科書などを持ち運ぶランドセルは、その重さが成長期の子どもの健康に悪影響を与えるという指摘もある。そこで、車輪をつけたアルミ枠をランドセルにつけ、キャリーバックのように運べるようにしたのが「さんぽセル」。
実はこの開発にアイデアを提供したのは、栃木県に住む小学生たちで、すでに約3000台の注文が殺到しているという。反響の大きさに、インターネット上では1000件を超える大人たちの批判のコメントが書き込まれた。
しかし、子どもたちも黙っていない。「坂道とかでうっかり手を離したら大惨事ですねという批判に、「2つのタイヤだけでどうやって坂道を転がすの。そんなことできないように考えているんですよ」。
また「後ろ向きにこけた時に頭や背中をガードする目的もあったんじゃなかった?」というコメントに、「そもそもランドセルが重いから転ぶんじゃん」
子どもたちは批判されたことが悔しかったため声をあげたというが、その反論の中身にも一理ある。
重い教科書を運ぶように指示している学校は、どう考えているのだろうか。
(コムギ)