加藤浩次 「歩くだけで最高時給1200円」バイトにおススメ・アイデア

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   6日(2022年6月)の「スッキリ」は、2日前に始まったという新しいスタイルのアルバイトを取り上げた。専用リュックにタブレットを入れ、広告動画を再生しながら渋谷を歩くだけで最高で時給1200円の報酬が得られる「Stchar!」というものだ。

   手掛けたのは2020年創業の株式会社「ワナテクノロジーズ」。最高経営責任者の小野塚悠さん(20)ら3人の中心メンバーは全員大学2年生だそうだ。

  • 「Stchar!」サイトより
    「Stchar!」サイトより
  • 「Stchar!」サイトより

「たまにQRコード...」

   面接などはなく、電話番号だけで簡単に登録。休日の午後5~9時(外が明るいと画面が見えづらいため)という活動時間内であれば好きな時間に始められて、エリア内をどう歩いてもOK。その手軽さから、ウォーキングがてら登録した人、隙間時間を有効活用しようと副業に登録した人などがいるようだ。

   ちなみに、番組が取材したスタート初日、タブレットに流れたのは「Stchar!」の自社広告。大手飲料メーカーやIT企業から問い合わせはあったものの、現在スポンサーはいない状態だという。

   このアイディアを、専門家はどう見ているのだろうか?日本大学芸術学部の兼高聖雄教授は良い点として「歩く人の目線の先にあるリュックに着目したところ」を挙げ、課題については「歩きながら見るのは5秒が限界。わずかな時間で内容とセールスポイントを伝える必要がある」と指摘した。

   岸田奈美(作家・エッセイスト)「映画の予告編とかだったら気になるから、離れようとしたら『ちょっと待って待って待って。見せて!』ってなっちゃう。難しいですね。5秒でって」

   司会の加藤浩次「居酒屋さんの広告だったら、呼び止めたらビール1杯分の割引券くれるとか。そしたらみんなこのリュックを背負っている人を探すと思う」

   石田健(「The HEADLINE」編集長)「その人と出会えたら何か報酬がもらえるとかいう相互作用になると面白いけど、それは広告というよりPRっぽい。例えば、映画公開前に『100人渋谷に放ちました!』とか、そういうキャンペーンと合わせるのはアリかな」

   加藤「たまにQRコード出せばいいんだよ。そしたらみんなスマホ持って集まる。ただ見せるだけだとやっぱり弱いよね」

(ピノコ)

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