「コイの死骸」もまく迷惑男の言い分 玉川徹「理解不能」

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   「暗がりでバケツから何かを撒き、その場から立ち去る。撒いたものはコイの死骸でした」「別の日には他人の駐車場に鳥の餌を撒き散らす」――6日(2022年6月)の「モーニングショー」の「ショーアップ」で、進行役の板倉朋希アナが近隣の「迷惑男性」を取り上げた。

   動画を撮影した近隣住民は「注意しても隠れてばれへんようにずっとやり続けて、何百回言うても聞けへん」と訴える。その男性は兵庫県で50年以上も営業しているペットショップの経営者で、約5年前から迷惑行為を繰り返し住民たちを悩ませている。「近所の屋根にたくさんの鳥がとまり、フンまみれになったりする」「野良猫が集まりフンやおしっこをしていく」。他にも解体現場で資材を散らかしたり、空き瓶を投げ捨てたり。

  • 番組サイトより
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スタッフが直撃

   「モーニングショー」のスタッフが直撃すると、「非はないです。非があればお巡りさんにもっと注意されています」と答えた。鳥の餌については逃げ出したウズラをおびき寄せるためだったという。空き瓶については許可を得たというが、空き家の管理会社に聞くと「そんな話は聞いていない」。

   石原良純(気象予報士、タレント)「いろんなものに恨みを持っているのかなと思ったりすけど」

   板倉「3時間近く取材しましたが、恨みとか、そういう話でもなさそうな感じなんです」

   司会の羽鳥慎一「難しいですね」

   玉川徹(テレビ朝日)「どれか1個なら理由がわかるが、(魚、エサ、空き瓶など)バラバラで場所も違う。理解不能」

   市の担当者は、環境を保全するための条例に基づき、21年5月にペットショップを訪問した際に「餌やりはもう行わない」と約束したという。しかし、餌やり等の迷惑行為への罰則がないので対応には限界があるということのようだ。

   弁護士法人プロテクトスタンス大阪事務所所長の岡本健佑弁護士によると、2019年に動物愛護法が改正され、動物の餌やりなどで周辺の生活環境が損なわれた場合、都道府県が勧告・命令できるようになり、従わない場合は罰金もあるという。

(一ツ石)

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