不正受給した大学生の父親 「勧誘の様子と友人関係」語る (THE TIME,)

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   「THE TIME,」で、押さえておくべき話題を一気に紹介する「TIME,TODAY」が、今日6日(2022年6月)にトップで取り上げたのは持続化給付金詐欺グループ摘発のニュースだった。

   司会の安住紳一郎「警視庁はこれまで詐欺グループのメンバー合わせて16人を摘発していたことがわかりました」

  • 多額の給付金詐欺事件の解明が進んでいる(写真はイメージ)
    多額の給付金詐欺事件の解明が進んでいる(写真はイメージ)
  • 多額の給付金詐欺事件の解明が進んでいる(写真はイメージ)

安住アナ「詐欺グループが学校の友人を勧誘し...」

   この事件は、一昨年2020年、東京国税局の職員塚本晃平容疑者ら詐欺グループが、持続化給付金をだまし取った疑いを持たれているもの。詐欺グループは、指示役、申請役、現金回収役、書類偽造役などで構成され、グループには大学生や高校生らも含まれていた。被害総額は2億円とみられている。

   安住紳一郎「指示役の浜口正太被告は、現金回収役の海老原列被告から、不正受給で受けた現金を受け取り、渋谷区の自宅に保管していた可能性があるということです。別の指示役3人と山分けしていたとみられています」

   番組が近くで働く男性らを取材したところ、「派手めの車に乗っていたような」「あそこの上の方は知らない子たちで割と何人か出入りしていた気がする」などの声が。

   安住紳一郎「指示役の浜口被告は、給付金申請役の島田和樹被告ら2人と中学校の同級生。さらに指示役の中村上総被告と書類偽造役の塚本晃平容疑者は小学校の同級生です。詐欺グループが学校の友人を勧誘し、規模を拡大させていったことがわかります」

   番組では、塚本容疑者から不正受給に誘われたという同級生を取材した。

   「一緒にバカ騒ぎしてた明るい存在ではありましたね。自分がお金カツカツだと言っていたので、助けようとしていたのか利用していたかは分からない。確定申告みたいなのを出すだけでお金がこれぐらいもらえるから生活厳しいならやれば(と言われた)」(塚本容疑者らの同級生)。この男性は怖くなり、書類には最終的にサインしなかったという。

   一方、不正受給しした大学生の父親は「世間知らずの息子は、同級生から2年間勧誘され続け話に乗ってしまった」と語る。「深夜3時まで説得され、友人関係が壊れると思い断れなかった」という大学生も。

   安住紳一郎「警視庁は詐欺グループの実態解明を進めています」

(みっちゃん)

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