3日(2022年6月)の「スッキリ」は、中国・広東省の広州動物園で飼育されているライオンのたてがみに起きている異変について伝えた。
番組は、中国のSNSに投稿された1枚の写真を紹介。そこには、たてがみが立っておらず、たてがみの一部が一直線にそろったオスのライオンの姿が。まるでぱっつん前髪だ。
動物園側の説明とその妥当性
このライオンはホワイトライオンのオス、「ハンハン」13歳。この不自然なほど一直線にそろった「前髪ぱっつんライオン」の姿に、SNSでは「2カ月前はこんな髪型じゃなかった」「飼育員が切ったんじゃないの?」などという声が上がっているそうだ。
番組は、動物研究家のパンク町田さんに取材。ハンハンのたてがみを見た町田さんは「37年動物業界で働いていますが、1度もこんなの見たことがないです。人為的にやったのではないですか?」。
動物園は、中国メディアの取材に対し「純天然、無加工、完全にナチュラル。人為的な加工は一切ない」とカット説を否定。さらに、「ここのところ雨や風が強く、湿度などが影響している」と説明したというが、町田さんは「それはもう全くないでしょう」と完全否定。
そもそもたてがみが長いことが特徴であるホワイトライオン。たてがみがぱっつんになったことで、ハンハンに影響はあるのだろうか?町田さんは「モテなくなった可能性があります」とキッパリと答えた。
MCの谷原章介「なるほどね~」
倉田大誠キャスター「美しく輝くたてがみをお持ちのカズさん!」
カズレーザー(お笑いタレント)「いや...、切ったとしたら、切ったヤツすごいっすね。ライオンの前に行って前髪切りに行くヤツすげえっす。それがすごい」
倉田キャスター「諸説ある中で、オス同士が戦うと、勝つと男性ホルモンが出て、たてがみが伸びるそうです。だから、たてがみが長いライオンというのは、いわゆるモテるライオンだそうです」
番組はそっぽを向いたメスライオンの後ろでしょぼんとうなだれているハンハンの写真も紹介。ハンハンの行く末が心配だ。
(ピノコ)