「この映像をご覧いただきましょうか」と3日(2022年6月)の放送最初の話題で司会の羽鳥慎一が示したのは、住宅街に降りしきる白い粒。きのう2日夕方、埼玉や群馬県など関東北部や東北地方の一部で大量のヒョウが降った。激しく地面に打ちつけ、はね、川のように流れもした。
羽鳥慎一「お気をつけていただきたいと思います」
埼玉県本庄市や深谷市では、車の屋根を打つ映像が撮られた。「何かが叩いている」「30から40センチ、50センチ積もった所もある」という。車が立ち往生し、近所の人に助けられて脱出した女性もいた。福島県須賀川市で撮影した映像には「おおお、すげえ。なんだよ、これは」「ありゃりゃ、でかいヒョウだよ」と驚きの声がまじった。
森山みなみアナウンサー「実は6月はヒョウが降りやすい季節だそうです」
強い日差しで地表の気温が上昇したところへ上空に寒気が流れ込むと、大気不安定で積乱雲が発生、ヒョウを降らせる。きのう群馬県高崎市では500円玉ほどの大きさが降ったらしい。ヒョウは大きいほど速く落下、0.5センチで時速36キロ、7センチで140キロという。
長嶋一茂(スポーツプロジューサー)「野球で140キロ出したらいいピッチャーだ。野球ボールは(直径)7.5センチ、しかも1球だけだが、ヒョウは無数に降る」
玉川徹(テレビ朝日)「去年オーストラリアで直径16センチ、大正時代には埼玉県で30センチとカボチャぐらいのが降ったと記録されている」
羽鳥「え~、お気をつけていただきたいと思います」
(あっちゃん)