「エアコン商戦が例年より1カ月以上早くスタートしています」と2日(2022年6月)、司会の羽鳥慎一が今年の新事情に触れた。暑い夏による需要増と半導体不足。買い替えや修理が簡単には進まないらしいのだ。
東京で初の真夏日となった日曜、都内の家電量販店にはエアコンを求める客の姿があった。店の担当者は「早く来られています。ポイントは電気代の値上げではないですか」と話した。
羽鳥慎一「早めに対応しましょうということです」
暑くなるという予報のうえに、電気代の値上がりで省エネモデルへの買い替えが増える可能性があるそうだ。そこへ世界的な半導体不足と上海のロックダウンによる部品の供給不足や上海港の輸送停滞。「メーカーは新製品は出しても、例年のようには作れない」と家電ライターの藤山哲人さんは解説する。
いまあるエアコンの修理も、部品と人手不足でこみそうだ。
いまのうちに「試運転をしておかないと、真夏の修理待ちで詰みます。買い替えも在庫なしで詰みます」(シャープのツイッター)と異例な言葉で早めの点検や買い替えを呼びかけたメーカーもある。藤山さんは「しばらく使わずにいた冷房は故障も起きる。多くはバルブの経年劣化で、早めの動作確認が重要です」という。
玉川徹(テレビ朝日)「17年間使ってきたが、壊れるんじゃないかと思い買い替えました。夏、暑いと眠れない」
羽鳥「私たちはエアコン屋さんじゃないんですけど、早めに対応しましょうということです」
(あっちゃん)