「新聞はお前の意見発表の場じゃない」
インタビューの原稿を読んだ甚内は、和彦に
「これのどこが新しいんだ?イタリア北部ミラノ出身の料理人が何でピザなんだ?ピザはイタリア南部の料理。北部出身のタルデッリが強い思い入れを持つのは何らかの理由でもない限りおかしい」
と指摘。
「いつどこで誰とピザを食べたか、なぜ最後の晩餐にしたいのかは聞いてるよな?」との質問に、和彦が「聞いたんですが、答えてくれなくて。時間も超えていたので...」と答えると、甚内は立ち上がり「それを聞き出すのが俺たちの仕事だろ」と声を張り上げる。
「新聞はお前の意見発表の場じゃない。この企画はまず、アレッサンドロ・タルデッリという人間を読者に伝えられるかどうかだろ!」と原稿を和彦に投げつけ、「追加取材を申し込め」と指示。慌てて動き出す和彦を、暢子は心配そうに見ていた。
甚内の仕事に対する厳しさが垣間見えた回だったが、その姿勢が好感を得ているようだ。ツイッターなどでは
「田良島デスク、パキパキしてていいなぁ 気遣いできるし無駄なこと言わないし。見かけはぶっきらぼうぽいけど、優しいし。仕事出来る人って感じ」
「田良島さん、新聞の読み方を暢子に教えたり和彦くんの記事に何が足りないのか指摘したりいい上司だな」
「田良島さんカッコいい!!ステキ!!私も早口アドバイスされたり怒られたりしたい」
といった声が上がっていた。
(TT)
東洋新聞の人気企画『我が生涯最後の晩餐』の記事を書きたいと、田良島に直訴した和彦。
— 連続テレビ小説「ちむどんどん」 (@asadora_nhk) May 31, 2022
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