加藤浩次 サブスク「解約しにくい問題」 「そこ粘っても気持ち離れてますよ」

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   30日(2022年5月)の「スッキリ」は、サブスクの「解約しにくい問題」を取り上げた。この問題に対しては政府も動き出し、25日に参院本会議で可決され成立した「改正消費者契約法」には、サブスクの解約手続きに必要な情報提供を事業者に努力義務として課すことが盛り込まれた。

   サブスク(=サブスクリプションの略)とは、事業者に定額料金を支払うことで利用期間中は使い放題になるサービスのこと。音楽配信、動画配信、電子書籍、洋服など様々な種類があり、老若男女問わず利用者が増えているが、その一方で「解約のやり方が分かりづらい」「煩わしい」などの声も多い。

  • 法改正の影響は?(写真はイメージ)
    法改正の影響は?(写真はイメージ)
  • 法改正の影響は?(写真はイメージ)

「解約もワンクリックで...」

   実際、国民生活センターに寄せられたサブスクに関する相談件数は、去年(2021年)は毎月500件程度だったのに、今年に入ってからは600件以上が続き、3月には800件を超えたらしい。また、消費者庁が去年行った「利用者が感じるサブスクの問題点」の調査では、「プラン変更や解約の手続きが煩わしい」が27.1%で、「思っていたよりも利用頻度が低い」(40.9%)に次ぐ2番目に多かったという。

   司会の加藤浩次は「入るのがワンクリックでできるんだから、解約もワンクリックで出来るはずですよね?」と質問。石田健(『The HEADLINE』編集長)はこう答えた。

「実際に、ワンクリック、ツークリックで解約できるようにしなくてはいけないと定めている国もある。なので、できるのにやっていないだけ。ただ、最近ちょっと流れが変わってきている。解約しにくいことが社会問題になるにつれて、ブランド側が『これをやっちゃうともう2度と帰ってこない』と分かってきた。例えば、2020年にNetflixが休眠会員の自動解約を始めました。事業者の意識も変わってきています」

   加藤「でもそれ大手でしょ?ちっちゃいところは細かいことやってくるんですよね。『なんでそこ粘る?』『そこ粘ってももう気持ち離れてますよ』みたいな。気持ちが離れれば、追っかければ追っかけるほど相手は逃げていくんですよ」

   古坂大魔王(お笑いタレント)「恋愛ってサブスクっすもんね」

   加藤「違う違う。恋愛は定期じゃないから。別れ方はサブスクっぽいけど。それってダメだってことだよね。ちゃんと解約できた方が気持ちいい」

   番組はサブスクの注意点を紹介。(1)契約時に料金体系を把握すること。(2)IDとパスワードを徹底管理すること。(3)アプリ削除=解約ではない。(4)海外の事業者でどうしても解約できないときは、カード会社に相談。個別の請求を止められるケースもある。

(ピノコ)

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