夏場のエアコン危機に追い打ち 安住アナ「電気代は高くなりそう」

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   今日30日(2022年5月)、「THE TIME,」の「気になるトップ10」コーナーは、上位に「今年初の猛暑日」「電気料金最高水準」「エアコン危機」と関連するニュースが並んだ。

   まずは猛暑日とエアコン危機。「昨日は今年初めて冷房を使ったという方も多かったと思いますが、この夏、エアコンが使えなくなる恐れがあるといいます」という宇賀神メグ・アナウンサー。いったい何が起きているのか。

  • これから暑くなってくる季節(写真はイメージ)
    これから暑くなってくる季節(写真はイメージ)
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「1-2カ月待ち商品」も

   都内の家電量販店をみると、いたるところに「早期購入がお得」「お買い替えはお急ぎください」などの案内が。新型エアコンにもかかわらず、入荷未定となっている機種もみられる。

   品薄の原因は世界的半導体不足や上海のロックダウンで、「後々、1-2カ月待ち商品が出てくる可能性がある。設置工事も混み合う」(上新電機王子店エアコン担当・宮本勝太さん)と、夏場のエアコン危機が予想されている。

   そんな中、需要が高まっているのがエアコンクリーニング。番組では15年前に購入したエアコンの清掃を密着取材したが、外した部品にはホコリがびっしり。高圧洗浄すると黒く濁った水がどんどん出てくる。

   清掃後、ピカピカになったエアコンに、依頼したお客さんは「今までとはちょっと違った感じで涼しいです」とニコニコ顏だが、クリーニングサービスの予約は今月から徐々に増加、6月はほとんど空きがない状態だという。

   エアコン買い替えや修理事情に加え、今年は電気料金も気になる。

   司会の安住紳一郎が「そろそろ冷房を使う季節になりますが、今年の夏、電気代は高くなりそうです」というように、今年7月の電気料金は電力大手10社中4社で値上げ。東京電力では標準家庭で8871円と6月に比べて306円の値上げで、去年7月と比べて1898円の値上がり。比較可能な過去5年で最高水準となる。値上げを行わない6社だが、消費者保護のために政府が決めている値上げ幅のすでに上限に達している。一方でウクライナ情勢などが原因の燃料価格の高騰は、8月も続くとみられている。

(みっちゃん)

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