1973(昭和48)年10月。比嘉暢子(黒島結菜)が上京して銀座のイタリア料理店「アッラ・フォンターナ」で働き始めて1年がたった。今では簡単な料理は任せられるようにまで成長している。
そんな中、オーナーの大城房子(原田美枝子)は暢子にクビを宣告。ショックを受ける暢子に、房子はクビにされないための条件を出す。それは、東洋新聞社でアルバイトとして働き、そこでの仕事が評価されること。
レストランでの経験を生かし...
同じころ、沖縄では、比嘉家の長女・良子(川口春奈)の出産予定日が近づいていた。
そして三女・歌子(上白石萌歌)は、新人歌手発掘のオーディションを受けたいと願っていたが、その思いを母・優子(仲間由紀恵)に打ち明けられないでいた。
新聞社での新しい仕事に挑戦することになった暢子は、その職場で青柳和彦(宮沢氷魚)に再会する。和彦は学芸部の新聞記者として働いていた。
和彦は暢子に、上司の田良島甚内(山中崇)や同僚で恋人の大野愛(飯豊まりえ)を紹介する。
その後、和彦は暢子と同じ鶴見の下宿に引っ越してくることになる。
そんな中、和彦があるイタリア人シェフを取材することになり、暢子はそれを手伝うことになる。
しかしその記事は、大きな問題を引き起こすことになる。イタリア人シェフへの取材を再び行うことになった和彦。同行した暢子は、レストランでの経験を生かし、様々な質問をする。そして前回の取材では得られなかったある秘密を聞き出すことに成功する。
一方、優子に黙ってオーディションを受けることを決意した歌子だが、当日になって体調を崩してしまい、落選してしまう。歌子はその悔しさを優子にぶつける。
そしてその時、良子が産気づく。