NHK朝ドラ「ちむどんどん」5月26日(2022年)放送回。沖縄やんばる地域の比嘉家では、良子(川口春奈)が喜納金吾(渡辺大知)の求婚を受け入れ、両家の顔合わせが行われることに。(ネタバレあり)
結納の席の展開は「想定内」だが...
だがその場に、石川博夫(山田裕貴)乱入して結納の席は中断となる。この展開は視聴者誰もが想定できたものだ。筆者の私も映画「卒業」の展開であろうとすんなり。もう少しひねりがあってもよかったかな。
博夫が現れて、いつものようになんだかんだと、言い訳していたが、良子に踏み切れなかった理由が家の古い慣習だったことがわかった。それにしても、こんなギリギリになって登場して、相も変わらず分かりにくいことを並べて、面倒くさい博夫である。
博夫が言い訳いっている間、金吾がどんな顔しているのかなと気になって仕方がない。良子と結婚できないとわかって泣き出すかと思ったら、ニッコリと笑って博夫に譲った。なんていい笑顔。このとき金吾の株が爆上がりしたのは間違いない。ツイッターなどでも「金吾の行動に涙が出た」「金吾さん......アンタいい奴じゃねえか......」「金ちゃんにこそ幸せになってほしい」「金吾めちゃくちゃ良いやつ...金吾は私と結婚してくれ!!」など大反響だ。
余談ではあるは、博夫の株が急降下。ウジウジしていてわかりにくいし、この先面倒くさいことが多いのではないかと、良子を心配してしまうのは邪推だろうか。「博夫、もっと早く言おうよ!」「博夫の良さがまったく理解できず」など厳しい声も。
喜納金吾って冗談みたいにウザいキャラで、ほとんどストーカーで、良子が好きになるわけがないのだけど、憎めない存在であった。沖縄を代表するような企業の息子だし、よくよく考えてみたら性格が正直すぎるだけ。もし誰かが良子を焚きつけたら、「結婚してもいい」ってゴールインしたかもしれない...いや、良子の性格からはありえないか。
とにかく思ったのは、金吾ちゃんはきっと良い人と巡り合えるサー、である。
(Y・U)